創業は、明治23年(1890年)焼酎『月の中』の名前の由来にもなった月中(げっちゅう)地区は、のどかな郊外の農村に岩倉酒造は位置しています。現在の当主:岩倉幸雄氏は4代目となり昔ながらの手作りの技法にのっとり、家族4人で丁寧に仕込まれた300石の焼酎は、どれも優しい味わいを感じさせてくれます。蒸留方法は全て常圧蒸留で、質の高い原料から生まれる質の高い焼酎が自慢の蔵元です。芋焼酎と麦焼酎を基本としていますが、30年以上寝かせた秘蔵米焼酎『何見てござる』などもあり、蔵の長い歴史を感じさせてくれます。