焼酎図鑑【泡盛】 残波


創業は昭和23年。沖縄県中頭郡読谷村にある蔵元です。『残波』は景勝地として有名な残波岬から命名されました。創業当初は米軍払い下げのお玉(食器のお玉)を大量に購入して、それを潰し自分で思考錯誤しながら手造りで蒸留器を作り泡盛を製造していたそうです。2代目の比嘉健氏が受け継ぎ、 居酒屋ブームがあった当時、泡盛は男性が飲むお酒というイメージが強かった時代に、 2代目の比嘉健氏は『女性や泡盛が苦手な方にも美味しく飲んでもらえる泡盛を作りたい』との思いから試行錯誤を重ね、オリジナルの蒸留機を完成させることで、時代に合う新感覚の泡盛『残波』を作り出しました。芳醇な香りと、まろやかで軽い、すっきりとした味わいを追求した比嘉酒造の泡盛は時代に合った泡盛として地元でも若者を中心に絶大な人気です。