宮崎県西都市にある岩倉酒造は社長の岩倉幸雄さんと奥さん、息子さん・娘さんの4人で 焼酎作りをしている小さな蔵元。芋焼酎と麦焼酎を造っていますが、芋焼酎は1回に芋1.5トンずつという少量、しかも年間を通じて新鮮な国内産の 芋がある秋の約3ヶ月しか稼働しないというこだわり。 1つでも悪い芋が入ると全てダメになってしまうので、一つ一つ全ての芋を調べるそうです。
芋が不作年には、これでは思ったような焼酎が作れないと、敢えて作らない銘柄もある程。常に飲む人を考えたこだわりが感じられます。
この「なに見てござる」は、1966年仕込みで40年間蔵で眠り続けた超限定米焼酎。
40年の長い間熟成させた逸品です。香り柔らかく喉に触りなくするっと落ちる飲み口です。